遺影写真作成・加工サービスにおいて国内トップシェアを誇る株式会社アスカネットは、SNSやメールを活用し、訃報の連絡にかかるご遺族様の手間を圧倒的に削減することが出来るオンライン訃報サービス「tsunagoo(つなぐ)」を提供しています。「tsunagoo」では、Web上から葬儀社が用意する弔電・お花(供花)・供物・香典をおくることができます。葬儀社さんの未回収リスクを解決するソリューションとして、オンライン決済サービス「PAY.JP(ペイドット ジェーピー)」を導入しています。「tsunagoo」についてや、「PAY.JP」をご導入いただいた背景など、アスカネット フューネラル事業部の⻘砥様にお話しを伺いました。「tsunagoo」:https://www.27900.jp/info/アスカネット社の事業について遺影加工業界でトップシェアを誇っているアスカネット社。葬儀社との取り組みの中で、業務負担の軽減や新しいビジネスモデルの生み出しを目指しています。ー弊社には、3つの事業があります。1つ目は、葬儀に関わるサービス・商品を提供するフューネラル事業、2つ目はオンデマンドで写真集を作成するフォトブック事業で、弊社が日本で初めてサービスを提供しました。3つ目は、空中ディスプレイ事業で、空中に映像等を浮き上がらせる技術を提供しています。私たちフューネラル事業は、全国2,700社以上の葬儀社様から遺影写真の依頼を受け、年間約44万枚以上の遺影写真を作成しています。これは、1年間で亡くなる方の約3人に1人に相当します。遺影の作成は、葬儀社様を介してご遺族から提供された原版写真をもとに、我々が加工して提供しています。また私たちは「葬テック」というキーワードで、葬儀業界にテクノロジーやITを取り入れ、ご遺族の負担軽減や、亡くなった方とご遺族の向き合う場を提供することを目指しています。「tsunagoo」について「tsunagoo」は2017年にサービスを開始し、ご利用できる会館数3,200会場を突破しています。全国の葬儀社様に対して、遺影以外の新しいサービス提供ができないかという構想から、サービスをリリースしました。ー「tsunagoo」は、訃報をWebページとして生成し、SNSやメールなどによってスマートフォンから関係者へ訃報を配信することができます。また訃報を受け取った関係者は訃報のWebページから直接、弔電や供物の注文、香典受付まで、スマートフォンで注文が完結できるサービスとなっています。もともと「tsunagoo」は、参列者に対して葬儀に参列してもらうことが目的でした。しかしコロナ禍になり、葬儀を身内のみで済ますケースが多くなってきたということもあり、「tsunagoo AFTER」という済ませた葬儀のご報告ができるサービスも提供しています。喪中ハガキだと、年末の11月や12月に出すものですが、例えば1月に亡くなった方の葬儀を知るのが11ヶ月後とかになってしまい、すごく遅くなってしまいます。一般の方にアンケートを取ったところ、葬儀を1ヶ月以内に知りたかった人が96%とほとんどでした。そこで誕生したのが「tsunagoo AFTER」というサービスです。葬儀を済ませた方に対して、tsunagooと同じようにWebページが作成されます。故人様の遺影写真や、葬儀での様子などが表示されます。また、香典や供物、弔電などもオンラインで申し込めるようになっています。報告用のはがきも同時に印刷することができるため、すぐに出していただくことができます。代金の未回収リスクを解決するソリューションとしてクレジットカード決済を導入クレジットカード決済は、銀行振り込みなどと比較して、代金の未回収リスクを解決するソリューションとして優れています。また、利用者にとっても利便性が高いです。ー実は、供物などで代金の未回収が生じてしまっており、それが大変だったということがわかったのです。注文はFAXで受け付け、後で銀行口座に振り込んでもらうように伝えていましたが、振り込んでもらえない場合が多かったのです。未回収リスクを解決するために、オンライン決済であるクレジットカード決済を導入しました。審査とサポートの丁寧さが決め手PAYさんはサービス内容に応じて、このサービスの場合はこうすればできますよ、こういうふうにカード会社様にお伝えした方がいいですよ、などのご相談に乗っていただき、サポートしていただいたことによって信頼できると思いました。ー「tsunagoo」は弊社がプラットフォームを提供しており、既にお付き合いのある葬儀社様に多くご利用いただいています。いろんな取り組みの中で、これどうやったらできますかっていう話をPAY社に相談したらもの凄く親身に相談に乗っていただいて、こうすればできますよとか、カード会社さんとの折衝も含めて、良くサポートしていただいて信頼できるなと思ったことがPAY.JPを選んだ決め手です。例えば、サービス開始当初から弔電や供物、供花の受注サービスを行っていましたが、香典に関してはオンラインで決済する仕組みが難しく、また一般のお客様からのアンケートにも否定的な声が多かったため、当初はサービスを提供しておりませんでした。しかし、コロナ禍になってからは香典も取り扱って欲しいというお客様からの要望があったため、PAY社に相談して、香典をオンラインで申し込めるサービスを提供しました。実は、他の決済代行会社さんにも相談したのですが、「この仕組みは難しいです」とあっさり断られたという経緯があり…しかしサービスが開始したあと、うちとやりませんかみたいなお話をいただくことも多く、1回断られたじゃないですかみたいなやり取りをしたことがありました(笑)お客様のニーズを汲み取り、「葬儀業界」において様々なサービスを拡大しているアスカネット社。葬儀を行う際は、ぜひ「tsunagoo」をご利用ください。